店 名 場 所 訪問日 番号
そば切鴨嘴 大阪市東住吉区 2018/8/18 207
JR 阪和線美章園駅から数分、少し離れたところにコインパーキングもある。
昭和の家。さほど手を入れずに生活感を残したまま営業をしている。初老のオヤジが出てきそうだが、なんと若夫婦がやっている。店主は、土山人で修行をされたとのこと
1階が4席が2卓、満席だったので2階に通される。8畳の座敷に2席が2卓。家は大きく見えるが、席数は少ない。床の間、廊下、ガラス障子の部屋は、懐かしく感じ落ち着ける。
せいろ、お代は820円。丸貫の十割蕎麦は、ほんのり緑がかり。やや太目だ。蕎麦を口に入れると雑味があるが、嫌味のないつゆと共に旨みが口の中に広がる。水切りもキッチリとされて、1滴も残っていない。
今日の粉は、宮崎県えびの産を使っているとのこと。在来種で珍しい。蕎麦猪口・薬味皿・つゆ入れの焼物は、昭和らしくなく品がよく整っている。
プラス600円でどの蕎麦にも天麩羅がつく。海老・南京・薩摩芋・茗荷・ズッキーニがカラッと揚げられており、まずは塩でいただく。茗荷は蕎麦と一緒に楽しんだ。
鴨ロース手まり寿司(二巻)、お代は300円。甘めの鮓めしに綺麗な色のお肉がのっている。柔らかくクセもなくいくらでも入りそうだ。