店 名 | 場 所 | 訪問日 | 番号 |
手打蕎麦 笑日志 | 大阪市平野町 | 2020/9/3 | 245 |
大阪メトロ堺筋線北浜駅から谷町筋方向へ。平野橋の近くにある。昭和の長屋を改装したようなお店。隠家的に佇んでいる。 | |||
カウンタ5席、2席テーブル2卓と4席テーブルが1卓。落ち着いた店内。カウンタ奥に厨房がある。照明や椅子もレトロ感があっていい。 窓の外には、阪神高速道路環状線とその下に東横堀川が見える。 |
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二色せいろA.絹挽き+田舎、お代は1400円。まずは絹挽きから。やや太めのだが綺麗な蕎麦だ。十割でつやがあり水切りもいい。氷でしめている音がしたが、キンキンには冷えてなく、そのせいか香りがいい。そば粉は埼玉県産常陸秋そば。つゆはやや甘めだが深みを感じる。 蕎麦茶やつゆはフロアの奥さんが出してくれるが、蕎麦は厨房から大将が自ら運んでくれた。作り手の顔が見えるのはありがたい。 |
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次は田舎、一枚目を食べながら二枚目の田舎に期待が膨らんでいった。期待以上の蕎麦が口の中に飛び込んだ。綺麗に星が入り太目で短めだが歯ごたえがよく、十割の味が口の中いっぱいに広がる。 タイマーのスタート音に気づき、茹で時間を手元の時計で測ると60秒だった。そば粉は、青森産にじゆたか。初めての品種だが、甘味もあり味もしっかりしている。 |
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カウンタ前には酒器や一升瓶が並んでいる。静かに酒を飲めそうだ。 石臼機と篩。120メッシュの篩があったので絹挽きをこれで篩うのかと尋ねたところ、絹挽きは石臼で時間をかけて細かく挽いているとのことで、鉢に入れる時に24メッシュで篩っている。120メッシュは更科を作るときに使っているとおっしゃていた。 |