店 名 場 所 訪問日 番号
ぼっかけや 大阪市新町 2021/12/27 276
正式店名は、「蕎麦、旬の料理、信州地酒 ぼっかけや」。
大阪メトロ四ツ橋線四ツ橋駅を少し北へ、四ツ橋筋から1本東に入る。新橋ビルの1階。
テーブル席が8テーブルほど立てに長い店、カウンタはない。半円型の窓がいい感じだ。奥にそば打ち場がある。スタッフは厨房に男性だ2人、フロアに女性が2人。この席数では、多めかと感じる。店主は、姉妹店の肥後橋にある「樽屋玄助」にいるとのこと。
鴨なんばん、お代は1370円。綺麗に切り揃えられた二八蕎麦、細切りだが茹で加減が丁度いい。そば粉は、北安曇郡大野市八坂産、標高900mの農家が天日乾燥をして仕上げた。出汁は信州伊那谷産の原木椎茸。枯れ節、天然真昆布を使用しているとメニューに書かれている。優しく香りのよい出汁だ。
鴨肉は、茨城県産かすみ鴨、程よい脂身があり赤みが柔らかい。大阪では、河内鴨を使っているところが多いが、ここの店のこだわりだろう。
蕎麦のセットとして小鉢を3種類から選べる。蕎麻豆腐(きょうまどうふ)を選ぶ。蕎麦の実が細かく砕かれて、豆腐に混ぜられている。酒アテに丁度いい。
日本酒や焼酎は信州の地酒が取り揃えられており、蕎麦焼酎「佐久の花」を蕎麦湯割りで頂く。ポタージュ風の濃いめの蕎麦湯で割っていただくのは、初めてだ。とろみがあるので、温まった。