店 名 場 所 訪問日 番号
長野戸隠 うぃるそば 堀江店 大阪市西区南堀江 2022/11/5 297
四ツ橋筋から道頓堀川を越え南堀江1南の交差点を左折、右手にミラレルサウスビルが見える。なんばHACHIの裏手にあり、近くにはコインパーキングがある。
同じビルの隣のカフェには行列ができていたが、10月23日にオープンしたばかりなのにひっそりしている。オシャレな外観づくりだが、そばののぼりが10本も立てられオシャレな街の外観を台無しにしている。
入口に製麺機械が置いておるのが見て取れる。先に進むとうどん屋ではよくあるが蕎麦屋のセルフサービスである。立ち食いそばでもない。蕎麦の種類を選択し、天ぷら、巻き寿司、いなり寿司、小鉢を選択できる。最後に蕎麦を受け取りレジに進む流れとなる。
昼時にも関わらず客はほとんどいない。4席1卓、2席4卓、8席2卓、10席2卓、カウンター12席。テーブルの上には余計なものが何一つ置かれておらず、シンプル。テーブルとテーブルの間隔はかなり広く取ってある。相席となる大テーブルには、飛沫予防のアクリル板などの仕切りは置かれていない。
入口と出口は別々にしているが、出口のすぐそばに食器返却口はなく導線が悪い。
平日のサラリーマン狙いのコンセプトなのか、開店して2週間足らずだが、土曜日なので閑古鳥が鳴いている。
ざる蕎麦並盛、お代は750円。他にグルテンフリーという種類があり、何かと尋ねると、つなぎ粉を使わず山芋を入れており、ほぼ十割らしい。この蕎麦は二八なのかと尋ねると、それはちょっとと答えてくれなかった。
やや星の入った綺麗な蕎麦だ。香りが立たず、透明感が少しあるのでかん水を入れているのかも知れない。
釜前にはタイマーらしき物はなかったが、大きな釜から蕎麦を掬い上げ氷水で〆ている。水切りが悪く、ざるの下には水がたくさん溜まっていた。マニュアル化されているように見えて、適当だ。
おそらく戸隠産のそば粉を使用しているだろうが、機械打ちのセルフでこの値段設定は中途半端過ぎる。サラリーマンのランチで1000円を越えてしまう。
天ぷら2種盛り合わせ、お代は280円。レンコンとちくわが半分。三種盛りが430円で単価が合わない。天ぷらの王道である海老天はない。
隅の方のトイレの横に、水・そば茶・そば湯が置かれている。もちろんセルフサービスだ。そば湯は意外とポタージュ風のとろとろのそば湯だった。黒七味を投入してやっと蕎麦の風味を感じることができた。