店 名 場 所 訪問日 番号
手打ち蕎麦 どらべ 京都市下京区 2018/9/28 210
京都市営地下鉄四条駅近く。ホテル日航プリンセス京都の向かい。裏手にはガン封じで有名な因幡薬師がある。
営業は、金・土・日曜日の昼のみ。
カウンタ9席、奥にテーブルが5席あるモダンな店内である。おいしそうな10種類ほどのおばんざいがカウンタに並んでいる。
夜は、Barを営業されている。
手打ちそばセット、お代は1350円。綺麗な九一そば、北海道産音威子府の新そば。地震の影響で新そばの出荷が遅くなっているのは承知していたが、やっと京都で出会えたのは嬉しかった。
水切りに甘さがあったが、塩で頂くと新そばの香りと甘みが口の中に広がった。狭いバーの厨房にのし板を出して打っているとのこと。
カウンタに並んでいるおばんざいを順番に女将さんが説明してくれる。どれも美味しそうだ。シシャモのマリネと柿とセロリの和え物を選ぶ。秋の訪れの柿と新そばが似合う。
無農薬野菜に蕎麦の実をトッピング。香の物と上品なお茶碗に炊込みご飯が盛られている。富山の知人から送られてきたサザエを炊込んでいる。肝の苦味と磯の香りがいい。
プリプリの海老、キノコに季節の野菜、バターナッツかぼちゃの甘みに驚かされた。揚げたてを瀬戸内の藻塩でいただく。
デミタスカップに入れられた茶碗蒸し、青さ海苔だけの茶碗蒸しだが優しい味だ。蕎麦湯を頂いた後、最後に蕎麦の実をトッピングしたアイスが出てきた。
大満足のセットの品数。どれもこれも初老のご夫婦の気持ちが込められている。常連さんが多いのも納得できる。