店 名 場 所 訪問日 番号
蕎麦切り よしむら 奈良市五条町 2020/10/20 249
最寄りの駅は近鉄橿原線西の京駅。唐招提寺と薬師寺の中間にあり、唐招提寺の前から一方通行を進んでいくと右手に見えてくる。駐車場も6台ほどのスペースがある。平屋建ての店舗だけの一戸建てのようだ。
11時開店で30分も経っていないのに満席で待たされることに。4席テーブルが4卓、カウンタが5席。店の壁には「和」「蕎」「麦」と書かれたタペストリーがかけられている。奈良っぽさの演出。
お昼せっと、お代は1550円。かなりの細切りだ。北海道産の新そばを使用。丸抜きの綺麗な蕎麦だ。席を待っている間、他の客の蕎麦が緑色を帯びているのを見てざるに決めた。若干不揃いで香りも弱かったが、水切りもよくつながりもよかった。
テーブルにはミニ盆栽がおかれており和む。ゴマ豆腐は自家製だろうかわからないが、生山葵だけでも楽しめる。押しずしが二貫、サバの上に大根の漬物がのせている。
揚げたてのかき揚げは塩でいただく。かき揚げの後ろにはなんとそばだんごを揚げた物も入っていた。生醤油を少しつけていただく、蕎麦の味が口に広がった。
すだちそば、お代は1100円。冷かけなので最後まで酢橘を入れたままいただく。ざると同じ蕎麦を使っているようだが、少し硬いように感じる。上品な出汁に酢橘の酸味がよく合う。
入口前にはソバの花が鉢植えされている。白くて可愛い花が迎えてくれる粋な演出だ。
店を出て一方通行を進むと薬師寺の山門にあたる。短い距離で奈良の醍醐味を感じることができる。