店 名 場 所 訪問日 番号
よしむら 清水庵 京都市東山区 2020/11/17 250
清水寺へ向かう三年坂・清水坂・五条坂の合流するところにある。古民家を改造したのだろう、立派な門構えだ。
京都のよしむらグループ、本店は嵐山よしむら
いくつかの部屋があるようだ。少人数の個室もあり、全部で70席ほど。ここの部屋では壁にステンドグラスがはめ込まれている。反対側の窓からは、庭が見渡すことができる。
東山膳、お代は1775円。半量ざるそば、半量山菜そば、天ぷら丼(小)、そば麹のつけもの。
太目のそば、香りは少なく味も弱い。水切りが悪いのか水っぽさもある。
温く蕎麦は、山菜の味がしっかりと溶け込んだ出汁がいい。山椒を入れて香りも楽しめる。
清水膳、お代は1600円。そばの実サラダ、ざるそば、そばの実ちりめんご飯、そば麹のつけもの、コーヒー。
香ばしい蕎麦の実がサラダとご飯を引き立ててくれる。コーヒーカップは持ち手のない蕎麦猪口を使っており、熱くても持てるように和布が添えられているのは、オシャレだ。
店の入り口の右にそば打ち場がある。打っている途中に職人が出て行ったようで、蕎麦玉が置かれている。乾燥を防ぐ策はとられていない。
入口を入るとかまどと井戸がある。本物をリメイクしているようで、使用感はなくオブジェとしては雰囲気が出ている。
食事席からはテラス席と庭が見える。テラスの赤い傘が青空に映える。
蕎麦をたぐりながらの京都の紅葉と秋の景色は贅沢だ。
店を出て土産物屋が並ぶ坂を進むと清水寺へ。新しい桧皮葺屋根が美しく、紅葉が見頃だった。