店 名 場 所 訪問日 番号
手打ち蕎麦 むすかり 大阪市放出 2020/12/16 251
JR片町線放出駅を出てすぐ前に昔ながらの商店街がある。入口が下りになって昔からのコウセツ市場がある。
店と向かいの店の距離が狭く、古さを感じる。
商店街の中ほどの右側にお店がある。2階建てで2階は住まいのようだ。入口入って左にそば打ち場があり、その奥がカウンタ。
カウンタは5席。奥に4席のテーブル2卓があるようだ。高さがあるのでよく見えないが、カウンタ向こうは厨房で、大将の顔が焼酎のボトル越しにチラチラ見える。今年の春にオープンしたそうで、夫婦で切り盛りしておられるようだ。
とろろにしんそば、お代は1050円。北海道産の新そば。玄挽きを二八で打っているとのこと。にしんのため出汁は甘くなっている。蕎麦は不揃いもあったが、温蕎麦でもきっちり氷で〆ている音が聞こえていた。
とろろとのコラボは初めてなので注文したが相性はバッチリだった。ネギではなく青菜を入れているのも正解だ。
店主は、堺筋本町の船場センタービルにある独活庵(うどあん)のお弟子さんとのこと。行ったことがない店なので車を走らせたが、中央大通りが停滞のためラストオーダーの時間に間に合わず、後日の楽しみとした。
店の近くには、昭和レトロな四軒長屋が今も健在だった。この町は懐かしく優しい。