店 名 場 所 訪問日 番号
蕎麦と肴 温月 大阪市住之江区 2022/6/8 285
阪堺電軌阪堺線安立町駅のすぐそばにある。踏切と店を挟んで上り下りの駅がある。駅の周りは住宅街で、南海本線住之江駅も近い。
のし棒が見えている場所で蕎麦を打っているとのこと。
4席テーブルが2卓。2席テーブルが1卓。席数は少ない。夫婦で営業をしているようだ。メニューには酒の肴が並んでいる。
席からは、チンチン電車が通り過ぎるのが良く見えて楽しい。店内にはカーペンターズのLPとジャケットが飾られていたが、流れている音楽は邦楽だった。
付きだしはゴマ豆腐の天ぷらと蕎麦の素揚げ。店に入るなり、うちは蕎麦だけのお出しはしておりません。お酒と肴を注文してもらってます、と声がかかる。初めから飲むつもりだったので、気分を害したが初見の客なのでしかたがないかと納得する。

手打ちもり蕎麦、お代は858円。何度も水切りをする音が席まで聞こえてきた。その音を聞いて期待が膨らむ。確かに綺麗にヌメリが取れており、水も完璧に切られていた。綺麗な細切りで丁寧に切り揃えられている。外一で打っているとのことだが、香りが立っていない。甘みも少ない。そば粉が悪いのか保存が悪いのか、期待を裏切られた気持ちになる。
薬味と一緒に透明の瓶に入ったものが出された。ワサビ塩とのことで、珍しかった。

そば粉イカ焼ガレット、お代は715円。そば粉のガレットはたまに食べるが、そば粉でイカ焼を作っている。イカは小さく切られてたくさん入っており食べやすい。ソースとマヨネーズがかかっているが、もり蕎麦より蕎麦の味を感じることができた。