店 名 | 場 所 | 訪問日 | 番号 |
そば切り 山親爺 | 神戸市中央区 | 2022/9/29 | 294 |
大阪急電鉄神戸線 春日野道駅 徒歩13分。地下鉄 新神戸駅 徒歩10分。マンションの1階にある。横の細い道に入るとコインパーキングがある。 以前にミシュラン神戸に掲載されたことがある。星がなくなったのもなんとなく感じる店内だった。 |
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4席テーブルが2卓とセンターに10席の長テーブルがある。1枚物のテーブル。入口入って右手に炭の入った段ボールと北海道沼田産新そばと書かれた10kg袋がふたつ置かれていた。これでは星がなくなるよ。 古めかしい昭和の柱時計が懐かしい。 |
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もりそば、お代は900円。そば粉は、群馬産の新そばとのこと。入口には沼田産があったので、産地にこだわりはないのかも知れない。丸抜きの蕎麦は緑鮮やかである。さすが新そばである。風味もいい。蕎麦自体は、細切りだが、角が立っていない。十割のためなのか、断面にざらつきを感じるので、のど越しが面白くない。 水切りは完璧で、蕎麦つゆは、辛口である、甘さはなく塩辛くもない。 |
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湯桶は高級感は無いが、センスがいい。少し白濁した飲みやすいそば湯だった。 | |||
店内から大将が蕎麦を打っているところを窓越しに拝見することができた。髭面のでっぷりした親爺からは、この繊細な蕎麦を打つという想像がつかない。 心地いい蕎麦を切る音が店内に響く。50切り前後で包丁を止め粉を払って木舟に収める。2人前ずつだろう、開店して7人前を出した後の12時の忙しくなる時間に蕎麦を打っているのが不思議だ。 こまめに打って、打ちたてを提供するのが主旨だろうかと想像する。 |