店 名 | 場 所 | 訪問日 | 番号 |
そば処 喜多原 | 奈良市水門町 | 2024/3/2 | 318 |
東大寺の西側にある依水園の近くの細い道路を行くと、車が対向できないのでガードマンが交通整理をしている。そのガードマンのそばに古い瓦屋根の平屋がある。たぬきの信楽焼が客を迎えてくれる。 | |||
2席テーブルが3卓、小上がり座敷に4席テーブルが3卓ある。入り口前には、一組の待ち客がいた。食べ終わって店を出ると、たぬきの置物のずっと後ろまで行列ができていた。 客の半分以上は外国人で、欧州系の方でも起用に箸を使って蕎麦を手繰っている。メニューも外国語対応で、店員さんは愛想よく片言英語で接客をしていた。 |
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大和芋と黄身のとろろそば、お代は1200円。大和芋は粘りが少なく、蕎麦に絡みにくく、そば出汁に溶け込んでいく。蕎麦の温度が下がらないように混ぜすぎないように食す。三つ葉のアクセントがいい。 出汁は優しくシンプルな大和芋の味を引き立てている。 |
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海老おろしそば、お代は1250円。カイワレ、大根おろし、レンコン・海老・アマナガの天ぷらが入っており、冷やぶっかけでいただく。 北海道産のそば粉を店で石臼挽きをしている。外一の細い綺麗な蕎麦だ。あまりにも細いので、女性店員に、蕎麦は機械切りかと尋ねると、手切りではたくさん準備することができないので、機械にしているとのこと。蕎麦は細いがつながりがいい。しかし、かなり硬めの蕎麦となっている。冷や蕎麦では、もう少し柔らかいほうが食べやすいと感じた。 |
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自家製にしんのこだわり煮、お代は680円。数量限定品。柔らかく煮込んでおり、温かい状態で提供してくれる。温い蕎麦に身を入れてみると出汁と合い間って腹身が崩れていく。楽しくいただいた。 | |||
店のあちらこちらに生花が飾られている。和を感じさせられる心遣いでもてなしてくれた。 |