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店 名 | 場 所 | 訪問日 | 訪問者 | 番号 |
出雲そば | 大阪市 島之内 | 2009/02/20 | 003 | 014 |
ネオン街宗右衛門町のはずれにひっそりたたずんでいる。蕎麦を打って45年、あの頃の少年の気持ちでは打てなくなりました、気持ちが入ってなければ蕎麦が包丁を跳ね返します、心技体そろった蕎麦はなかなか難しい、と言いながらも力強い蕎麦を出してくれた。 | 店内は1,000個の古伊万里蕎麦猪口が並んでいる。阪神大震災の時は、店の瓦は落ちたが猪口はひとつも落ちなかった。「ここに神が住んでいるとしか思えない」と店主。200年前後割れずに生き残ったあたたかい器が集まると蕎麦猪口の神様が宿るのも説得力がある。 | |||
表の看板は生(なま)そばと読むのではなく生(いき)そばと読むんです。蕎麦は元々はまずい食べ物です、美味しいというのはその向こうにあります。 湯気の向こうに店主の話す顔がある。 かまあげ1500円。蕎麦湯の中につゆと薬味をいれて食べる。 |
一度に打つ蕎麦の量はこのくらいですと、しわだらけの両手でハート型を作ってくれた。蕎麦粉十割を卵のつなぎで打つ。粉の量も水の量も量ったことはない、しわだらけの指先が感じるままに打つ。両手のハート型の中に店主の蕎麦への想いが詰まっている。 |
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